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広島県公立高校選抜(Ⅰ)小論文模範解答集(立ち読み)

 2010年11月5日、出版予定です。模範解答と解説を執筆しました。
小論文特色

はじめに

小論文は「文章による面接」である。

~広島県公立高校受検を控えている中学三年生へ~
 
 広島県の公立高校の入試が選抜Ⅰと選抜Ⅱにわかれて行われていることは知っているよね?
 簡単に言うと、選抜Ⅰが小論文と面接によって採点され、選抜Ⅱが二日間にわたる筆記試験によって採点される。もっともどちらもこれ以外に学力調査点(内申点)も採点の基準になるんだけど、この本では広島県の主な公立高校で出題された小論文の問題を紹介し、模範解答と解説、それに過去3年間の出題傾向も分析して、みんながおそらく不安に思っているだろう「小論文なんて、どう書いたらいいか、わかんない」という疑問を解消し、「○○高校の選抜Ⅰを受けようと思っているけど、どんな勉強したらいいかわかんない」というキミのために強力なサポートをしてくれる本なんだ。
 まず「小論文って何?」ということだけど、「文は人なり」って言葉を聞いたたことがあるかい?
 これは書いた人の文章を読めば、その人の人格や教養までわかるという意味なんだけど、それほど文章というのは「恐ろしい」ものなんだ。だからこの本をよく読んで、そしてまず模範解答を見ずに問題を解いてみて、それから模範解答とキミの答案がどう違うのかを見比べてほしい。そうすればキミの文章力は確実にアップするはずだ。
 それに選抜Ⅰは小論文と面接が行われるけど、「ボクはあがり症だから、面接でうまく答えられるかどうか心配だ」というそこのキミ。そんなキミも心配はいらない。たとえ面接であがってしまって、うまく答えられなくても、小論文の解答が素晴らしかったら、「この生徒は面接ではうまく答えられなかったけど、本当はしっかりした考えを持っているんだな」と判断してもらえる。
 はっきり言ってしまうけど、面接で落とされるのは「生徒がよっぽど非常識の場合」で、選抜Ⅰの合否の基準はほとんど小論文と学力調査点なんだ。でも学力調査点を三年生になって急に上げるのは難しいから、小論文で「大逆転」をねらってほしい。そんな熱い思いでこの本は書かれているので、この本を読んで、しっかり勉強してください。もちろん志望校だけじゃなく、他の高校の問題も解いてみれば、キミの実力は確実アップするはずだ。

1. 広島県公立高校選抜Ⅰの概要(募集定員と競争率)

 選抜Ⅰの競争率は選抜Ⅱより高く、1.5~3倍程度です。その理由は募集人員が定員の2割程度の高校が多く、また「ダメで元々」といった安易な気持ちで受検する中三生も少なくないからだと思われます。しかし「ダメで元々、まだ選抜Ⅱがあるさ」という生徒と、「何としても選抜Ⅰで受かりたい」と思う生徒では気合も目の色も違います。この気合は試験官には必ず伝わるものだ、ということは肝に銘じてほしいですね。

1)選抜Ⅰと選抜Ⅱの違い

 選抜Ⅰは学校長推薦ですが、学力検査がありません。面接・小論文・調査書(内申点)で合否が決まります。選抜Ⅱは学力検査が125点、内申点130点、合わせて255点で合否が決まります。内申点はいずれにしても大切ですが、選抜Ⅰでは内申点によって合否が決まってくるところと、全く関係ないところがあります。それは、学校によって考え方が違います。

2)内申点について

 選抜Ⅰでは、9教科中1~3の各5点で計算します。つまり45点×3年間で、135点満点です。よく勘違いする人がいますが、選抜Ⅰでは、Ⅱのように保健や美術などの主要5教科以外の点数が2倍の10点になることはありません。それに、面接や小論文・作文の得点が加算されます。以前は選抜Ⅰでの合格者・不合格者の通知表の点を並べてみると、ほとんど内申点で決めているなという印象が強かった時代があったんですが、この頃は、作文・小論文、面接が確実に評点化されて、大きく順番が入れ替わっているなということがわかります。内申ばかりで選抜Ⅰの合否が決まるという状況ではありません。

3)面接

 面接では、志望動機、高校に入って何をしたいかなどの他に、尊敬する人物や最近どんな本を読んだか、社会的な出来事などについて聞かれます。学校によってずいぶん違います。

4)小論文の出題傾向と作文の違い

 同じ記述問題でも、高校によって小論文と作文を出題するところに分かれます。一般に偏差値の高い高校は小論文を出題する傾向にあります。過去に出題された問題をチェックし、設問によって「作文」を書くか、「小論文」を書くかをまず考えてください。語尾に「です・ます」を使い、自己の体験やそこから学んだことを中心に書くのが「作文」。自己の体験を離れて、多くの人が賛同できる一般論を書くのが「小論文」です。小論文の語尾は「だ・である」を使ってください。
 小論文の出題傾向は(記述式解答・要約・意見・資料の解説)に大きく分かれます。しかしまず400~500字程度の記述の前に、国語の記述式問題のように、文章の穴埋めや要約など、読解力を試す問題も提出されることが一般的です。
 また社会の資料問題のようにデータを示し、そこから読み取れることを正確に記述する問題や、このデータに関するあなたの知識や意見を問う問題を出題する高校も増えています。公民の教科書などで表やグラフになじんでおくことが必要です。データはそれが示す大きな差や変化に注目する。一般的に言われていることとそのデータが示すことの違いについて記述するのがポイントです。
 さらに普通科の中の理数コースは理科系の文章が、美術コースは芸術に関する文章が出題されます。理科や芸術について書かれた文章を教科書以外からも探し、あらかじめ読んで、理解しておく必要があります。
それから安古市や国際コースの受験生は英語の長文読解が出題される傾向があります。英語の読解力に磨きをかけるだけでなく、英文を日本語で要約して記述する練習をしておくとよいでしょう。  

2.過去三年間の広島主要高校の出題傾向(ネット非公開)

3.小論文対策  新聞の社説と公民の教科書を読むべし
 
 新聞の社説を読むことをお勧めします。「社説なんて読んだことないよぉ」という生徒さんが大多数でしょうが、心配ありません。内容はわからなくてもいいですから。内容をわかるために読むんじゃなく、スタイル(文体ともいいます)を真似るために読むんです。斎藤孝先生推薦の「三色ボールペン式学習法」を参考に、社説の読点、語尾と句点、接続詞の三点に色分けしたマーカーを塗ってください。すると適度に読点が打たれ、語尾は簡潔で、接続詞が少ないことに気付くでしょう。これに気付けば、あなたの文章力は確実にアップします。
 でもせっかく読むんだから、内容がよくわかる方法を教えます。それはズバリ、要約です。社説は1200字以内が基本だから、これを序論・本論・結論がどこかを考え、100字程度に要約する練習をしてください。ますタイトルをしっかり見て、タイトルを膨らませて書いている部分(そこが結論です)を探し出し、それをただ書き写すんじゃなく、文章として、その社説を読んでいない読み手にも正確に文意が伝わるように、語句を補充または削除しながら、また序論や本論も一部加えながら要約してください。するとあなたの文章力はたちまちにアップします。
 次に公民の教科書を読んでください。たとえば「環境問題について書きなさい」という問題が出されたとしても、環境の何が問題なのか、あるいは地球温暖化という言葉だけは知っていても、その内容について知らなければ何も書くことはできません。そこで「情報」「環境」「食生活」「消費」「人口」にヤマをはり、その概要について公民の教科書で学び、またそれぞれ資料が掲載されているので、その資料を50字以内の文章に置き換える練習をしてください。
 そして最後に、たとえば「携帯電話普及の功と罪」「少子高齢化は何が問題なのか」といった設問を自分で作り、400字以内で書く練習をすれば、あなたの小論文対策は完璧です。必ずや、喜びの春を早々と迎えるでしょう。
 しかし残念ながら選抜Ⅰの結果が不合格でも、何も悔やむことはありません。小論文を勉強したことで身に付いた力は、国語の長文読解、社会の資料問題、数学の証明問題、理科の実験問題、英語の英文和訳などの記述問題に、いずれも応用できます。何ひとつ無駄にはなりません。選抜Ⅱに向けて、大きな武器になります。最後に、一人でも多くの生徒さんの志望校合格をお祈りします。

版元:トーク出版(TEL082-249-0641)
定価:1,500円(税込み)
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