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中学三年生の文章力

 ある大手塾の委託を受けて小論文の添削を行っているので、この時期は中学三年生の書いた文章を何百枚も読んでいる。そこで痛感するのが、文章力のあまりの低さである。以下、何かの参考になればと思い、中学三年生が書く文章の稚拙さを箇条書きに紹介する。

1.ほとんど「私は、」で文章を始める。
2.やたらと「など」「とか」「~したり、したり」「~してしまった」を使う。
3.「一つ目は」「二つ目は」を使う。「まず、次に」を使ってほしい。
4.読点がほとんどなかったり、読点だらけだったりする。
5.句読点が行頭に書いてある。
6.句点「。」を、ピリオド「.」のように書く。
7.文章がやたらに長く、文意がわかりにくい。
8.接続詞が正しく書けない。
9.話し言葉ばかりの会話のような文章。
10.二重表現を気にしない。
11.? ! を使う。
12.同じことを何度も書く。
13.やたらと改行するか、ほとんど改行しない。
14.誤字を恐れてか、小学生で習う漢字すらひらがなで書く。
15.適正な動詞を使わず、「やる」「する」と表現する。
16.可能の「ら」抜き表現を気にしない。 

 例を挙げると、こんな文章を、中学生は書いて来る。
「私は、友だちなどにきいたら、テレビでやってたそうで、見れなかったので後で後悔したりした」

 こんな文章を読んで、深いため息をつきながらも、せっせと添削しているのだが、なかには主述が一致せず(主語か述語の一方の欠落もよくある)、接続詞がいい加減、修飾語が何を修飾しているのかわからない、指示語が何を指すのかわからないといった理由で、どんなに推理(?)しても内容が理解できず、「文意不明のため、添削できませんでした」と書いたことが、何度もあった。
 パソコンやメールの影響で、最近の若者は「書くことに慣れている」という意見を聞いたことがある。たしかにそれはあるかもしれないが、しかし小論文の答案のような「手書き」の文章ではかえってそれが、行頭に句読点があったり、改行してひとます空けなくても違和感を覚えないといった悪影響を及ぼし、やはり「手書き」の習慣が少なくなったことが、文章力を低下させた一因だと思えてならない。もちろん、それ以前に、読書の習慣が大幅に少なくなったことが大きな原因かもしれないが。


 
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