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星野哲郎記念館へ行く

 先日、所用があって周防大島へ行き、その帰途、星野哲郎記念館へ行った。この記念館は周防大島生まれの偉大な作詞家、星野哲郎を記念して海に面して建てられたものだか、この記念館を設計した建築士は数学好きなのか、直角三角形の内部に円がひとつ、一辺の外に円がふたつという構造になっていた。
 ここの目玉は「星野劇場」と名付けられた中央の円形シアターである。ここでは北島三郎・美空ひばり・小林旭・水前寺清子・鳥羽一郎・都はるみといった名だたる演歌歌手の代表作が、出入り口と観客席(といっても、わずか10席ほどだが)を除く、縦3メートル、約240度の画面にその歌手の熱唱がイメージ映像とともに大音響で映し出される。実に壮大な画面だったが、中でも北島三郎の「風雪ながれ旅」は圧巻であった。また水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」では、私の隣に座っていた70歳をとうに過ぎたと思われるおばあさんが、小さな声で口ずさみ、音が出ないように気を遣って、胸の前で手拍子を打っていた。演歌の「底力」というものを垣間見た思いだった。
 昨今は演歌が廃れ、演歌好きな私には寂しいかぎりであるが、ここへ来てずいぶんと懐かしい思いに浸れた。「おれの目を見ろ、何にも言うな」や「昔の名前で出ています」といったフレーズを私いつでもすぐ歌える。それが流行歌の力かと思うが、それに比べて最近の歌はちっとも覚えられなくて・・・などと書けば、それはすなわち私が年老いたことの証明に他ないだろう。ただ「歌は世につれ、世は歌につれ」というが、歌の力が昭和と平成を比べれば,かなり弱くなってしまったことは間違いないと言えるだろう。
 この記念館の隣に周防大島文化交流センターがあり、ここでは民俗学者の宮本常一の常設展が開かれ、彼の足跡や写真パネル、それに周防大島の漁具などの民具を展示している。しかし私は民俗学にまったく興味がなく、宮本常一の名は知っていたので、ついでにここも覗いてみたが、興味を引く展示は特になかったのが、残念である。
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