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「衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?」✩✩堀治喜

 全国的には知らないが、広島ではかなり売れていて、版元を変えて重版が出された。なぜ売れているかというと、これまでのカープ球団批判の本は広島では売れないという「常識」を覆し、球団のオーナーやフロントに対して批判的に、かなり辛辣な意見を掲載した点にあるようだ。だからタイトルの「衣笠が監督になれない」は、球団批判のためのロジックのカモフラージュに過ぎず、衣笠の監督としての資質を云々した本ではない。
 この新書を読んで感じたのは、作者があまりに選手寄り、特にカープを去った金本や黒田・新井に対して、共感を前面に押し出している点である。その内容はかなり違和感を覚える、特に新井のカープ辞任会見での涙の理由や、黒田が渡米を一年延期したことへの感謝など、首を傾げたくなる記述も少なくない。それにこの本での最大の不満は、作者の思いは面々と綴られているが、読者として共感を覚えるようなデータや資料がまったく提示されておらず、その論調が、単に「感情的」としか思えない点である。
 この本の論調に共感を覚えるカープファンも少なくないだろうが、私には「いまいち」という印象を否めなかった。

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