RSS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
42: by mizu on 2009/06/17 at 20:55:08

気になったのでコメントさせていただきます。なんの前置きもなく、上映中の映画の結末をネット上にアップするのはいかがなものでしょうか。もちろん、知りたくなければ読まなければ良いのでしょうが、うっかり、ということもあります。制作サイドも本意ではないでしょう。ご不快に思われたら申し訳ありませんが、心に留めていただけたらと思います。

43:Re: タイトルなし by 高遠信次 on 2009/06/17 at 22:37:24

そうですね。前置きとして、「以下、作品の内容について言及します」または「ネタバレ注意」と書くべきでした。以降、注意します。

▼このエントリーにコメントを残す

   

ハゲタカ

 NHKドラマ「ハゲタカ」を楽しんでで観ていたので、映画「ハゲタカ」を観にいった。結論から書けば、映画はTVの続編という位置づけのせいか、二番煎じのような印象を否めず、TVのほうがよかった。
 鷲津政彦を演じた俳優の大森南朋(おおもりなお)はくたびれたフリーターのような姿と、スーツを着こなし銀縁眼鏡をかけてビシッと決めた姿に落差がかなりあり、たいした役者だと思った。これはTVドラマでも感じたことだが、それに加えて映画では劉一華を演じた俳優の玉山鉄二がかっこよくて、色気があった。
 しかしよかったのはそれくらいで、劉一華が残留日本人三世のニセ物である必然性や、強盗に襲われて公園で死ぬことの必然性が感じられず、またアカマ自動車の派遣工を煽って組合活動をさせる点などに不自然さを感じた。ただし派遣工は人事部じゃなく調達部が管理する、「俺たちは部品といっしょなんですよ」というセリフは良かったが、しかしそこから掘り下げて派遣工と期間工(あるいは臨時工)として交互に同一人物を長期に雇い入れ、しかも景気の調整弁としてあっさり解雇する会社の姿勢(この問題でマツダが労働基準監督署から是正指導を受けたが、マツダは違法行為はしていないと居直った)などを、会社の御用組合の体たらくと合わせてストーリーに組み込めば、TOBや敵対買収といった「どこか雲の上の話」のような、経済戦争の話も観客は身近に感じられるんじゃなかろうかと思った。
 ストーリーはアメリカのサブプライムローンにより破産したリーマンブラザーズを彷彿させるような、米国投資ファンドの破滅が描かれているが、それが鷲津がかけた「二百億円の投資解約」という一本の電話が引き金になっている点や、現実に起こったことを後追いして描かれていた点にも、新鮮味が感じられなかった。
 TVを観ても思ったことだが、この映画でも「金が悲劇を生む」というコンセプトで語られ、「日本人の勤勉さ」や「夢と希望」といった、妙にナニワ節的なウエットな感覚が登場人物によって語られる。たとえばTVでは菅原文太によって、映画では柴田恭平によって。原作がそうなっているのが理由かどうかは、原作を読んでいないので何ともいえないが、「生き馬の目を抜く」切った、張ったの世界を描きながら、「これ人間の幸せだ」いった価値観にストーリーを帰結させることに疑問を禁じえなかった。
 劉一華が死ぬ間際にかけて、鷲津政彦の留守電に残されたメッセージ「俺もアカマ自動車に乗せてくれよぉ」と同じく、幸福に対する価値観の強要が、このドラマを安くしてしまったように思えてならない。
スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
42: by mizu on 2009/06/17 at 20:55:08

気になったのでコメントさせていただきます。なんの前置きもなく、上映中の映画の結末をネット上にアップするのはいかがなものでしょうか。もちろん、知りたくなければ読まなければ良いのでしょうが、うっかり、ということもあります。制作サイドも本意ではないでしょう。ご不快に思われたら申し訳ありませんが、心に留めていただけたらと思います。

43:Re: タイトルなし by 高遠信次 on 2009/06/17 at 22:37:24

そうですね。前置きとして、「以下、作品の内容について言及します」または「ネタバレ注意」と書くべきでした。以降、注意します。

▼このエントリーにコメントを残す

   
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。