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勝利第二主義

 最近、熱心なカープファンがわがブログを閲覧してくれているようだ。その理由は「広島的カープ主義」という人気NO.1のサイトに私がコメント書き込みをしているせいであろう。
 しかし私自身は自分がカープファンであるかというと、かなり疑問を持っている。なぜならカープが勝つと、何かと難癖をつけて素直に喜ばないくせに、カープが負けても、あまりがっかりしないからだ。それにテレビ観戦していても、3点以上差がついていたら、たとえカープが勝っていても、チャンネルを換える。それに観戦に行っても、途中で帰ることもある。去年、前田が2000本安打を打った試合も途中で帰り、達成シーンを見逃した。そのため、一緒に行った息子からは「軽蔑」されてしまった。
 私がカープに求めているのは勝利ではなく、プロらしい「技術」と「気力」である。試合をファンに見せるのではなく、「魅せて」ほしい。これを私は「勝利第二主義」と呼んでいる。だから私は、カープが勝とうが負けようが、実はどうでもいいのである。ただすばらしいプレーやゲームを「魅せて」くれさえすれば、それでいい。だから私は、落球などのエラーでカープが勝っても少しも嬉しくない。もし私が勝利第一主義ならば、私はカネで選手をかき集める巨人を応援するだろう。
 さて一昨日の三次のゲームと昨日の大竹が投げたゲームについて書く。
 三次のゲームではなぜ永川を投げさせなかったのかと不思議に思えてならなかった。もし永川が投げれば、「ゲームは負けたけど、梵がヒットを打って、栗原がホームランを打って、永川が投げた。満足、満足」と、三次のファンは家路についたであろう。球団にとって、最も大切なのは勝利ではなく、「ファンサービス」だと私は思っている。たとえ優勝するチームでも勝率は6割ちょっとだから、年間にして60敗前後はするのである。だから球団は負けるなら負けるなりに、ファンを満足させる負け方をしてほしいと願う。
 その点、昨日のゲームの大竹は見事だった。7回裏、無死1.3塁で石原がゲッツーをくらい、3塁ランナーはホームに生還したが、二死ランナーなしとなった。そして同点となった。ここで並みのピッチャーならばさっさと「故意」に三振して、次の回を早く投げたいと思うだろう。しかし大竹はファウルで粘り、田中に11球も投げさせた。最後は見逃し三振だったが、田中が大竹をにらみつけながらベンチへ戻っていたのが印象的だった。
 ゲームは石原のサヨナラホームランで幕を閉じたが、昨日の勝利の立役者は大竹である。大竹についてはいろいろ書いたが、私は大竹を信じ、「エース」と認めることにした。大竹は試合後に泣きそうになったと語ったそうだが、2試合連続ノックアウトの後だけに、勝ち負けはつかないものの、大竹にとって昨日の試合は忘れられないターニングポイントとなるであろう。
 大竹、泣いていいぞ。その涙は、きみがようやく脱皮できた証だと、私は思うよ。
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